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【出席者】
・福島民報社 報道部長 半野 秀一 様
・福島民友新聞社 編集局次長 菅家 健司 様
・国際ロータリー第2530地区パストガバナー 阿久津 肇
・国際ロータリー第2530地区県北第一区ガバナー補佐 八子 英器
・国際ロータリー第2530地区広報委員長 河田 亨
・福島ロータリークラブ2004〜2005年度会長 渡邊 又夫
・福島ロータリークラブ2004〜2005年度幹事 梅宮 勇造
・福島ロータリークラブ広報マルチメディア委員長 小暮 啓史
・福島ロータリークラブ広報マルチメディア副委員長 田口 信太郎
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【小暮】
皆様お揃いになりましたので、始めさせていただきます。
今日は大変お忙しいところ 福島民報社、福島民友新聞社の両報道部長、民友の菅家様は、先日、編集局次長にご栄転されておりましたが、本日は引き続きお受けいただきまして、ありがとうございました。
福島ロータリークラブ(以下RCと称す)と地元新聞社との懇談会は、10数年ほど前に開催しておりましたが、RCがシカゴで生まれて本年2月23日に100年を向えるということで、良い機会ですのでマスコミの皆様との懇談会を開催させていただきたいと思います。本日はよろしくお願い致します。
司会はRC地区の広報委員をしております河田様に進行をお願い致します。
【河田】
私は第2530地区の広報委員をしております河田でございます。ご出席の方々をご紹介いたします。(紹介省略)
今回マスコミ懇談会を開催した主旨ならびに、福島RCの現在の活動等につきまして、渡辺会長よりご説明します。また概要等については、小暮広報委員長からお聞きのことと思います。今年度は1905年にロータリーがシカゴで発足して100周年となります。シカゴで祝う大会も予定されております。RI(ロータリー・インターナショナル)より各クラブがそれぞれに100周年の行事を展開するようにとのことで、福島RCでは、フィリピンのクラブと双子クラブとなる等、100年事業について進めているところです。
これから渡辺会長にも最近のRCの概況等についてご説明いただきます。
【渡辺会長】
「福島ロータリークラブの紹介と最近の活動について」
河田さんからご挨拶のあったとおりでございます。いくつか書類を差し上げておりましたので、加えて説明することもないかとは思います。福島クラブは県内でもクラブの役割は大きいものがあります。その中で、会長の任期も1年でなかなか大変ですが、ようやく半分がすぎまして、なんとか理解できるようになって参りました。
今年の100周年事業の一つとして、最近大きな事業として、フィリピンのマリキナ(marikina)と福島RCが双子クラブ(ツインクラブ)としてマニラで提携を行いました。RIでも積極的に進めていることでありまして、こちらの福島RCでは双子クラブの社会的な事業にお手伝いを行う立場にあります。取り組みに関しましては、昨年末マリキナ(マニラに隣接している都市で人口40万人)の市街をみさせていただきました。福島RCと一緒に取り組むところは、ボランティアでやっている診療所の施設拡充、施設運営に力を貸して欲しいというのがフィリピンのクラブの希望でございます。具体的にどうするかというのは、これからの問題ですが、クラブの中にドクターが10数名がボランティアで無料診療しているということもあり、私どもではどうしたらよいか検討をしているところです。現在のところは、何かの足しにということで、お金を集めて、使い道はお任せして送りしようということになっております。これが、最近の福島クラブの掲げている事業の一つだと思っております。その他、福島RCでは、昔から色々な事業に取り組んでおりますが、申し上げるときりがないくらいたくさんの事業があります。100周年に向けて立ち上げた「あぶくま清流協議会」というものがあります。一昨年の12月に発足したものでありまして、資料でも配布しておりますとおりシンポジウムも開催させていただきました。今年も、「あぶくま清流協議会」の理事会を経て公になると思いますが、4月下旬に、あぶくま源流白河流域の関係者(子供も含めて)400〜500名の集まりを開く予定です。また、夏には県庁裏の阿武隈川で「大学対抗横断水泳大会」、具体的には、船着場から50m上流の荒川との合流地点で阿武隈川の深いところ、荒川が注ぎ込むきれいな場所で向かい側のマークを折り返して船着場に戻り泳者を交代するという大会を考えております。川で泳ぐことが始めての大学生は、非常に感激しておりました。参加校は日本大学工学部、福島医科大学、福島大学で開催します。このようなところが、100周年の取り組みです。「あぶくま清流協議会」は流域37RCがメンバーになって、そこに個人・法人賛助会員に加入いただいております。福島ロータリークラブに事務局を置いて頂きまして、その会長を阿久津パストガバナーにお願いしております。
【河田】
つづきまして、八子ガバナー補佐より国際ロータリーと第2530地区の紹介と最近の活動についてお話いただきたいと思います。
【八子】
国際ロータリーと第2530地区の紹介と最近の活動について」
渡辺会長は福島RCの現状をお話されましたが、私は2530地区の概要を申し上げます。今年のRIの目標は「セレブレイトロータリー(ロータリーを祝おう)」というのがテーマでございます。RIの方からはセレブレイトロータリーに関するキットが送られてまいりまして、充分に活用するようにということでございます。この懇談会というのも、パブリックリレーション(我々と広報との係わりを良くしよう)という1つの試みでございます。このロータリーの冊子は、1月は「ロータリー理解月間」、ロータリーを知っていただこうという月の冊子でございます。内容をご紹介します。「ロータリー理解月間です。会員にロータリーの士気について理解を求めると共に、一般市民にもよく理解していただく月間です。」新聞各紙に取り上げられた内容を見ますと、民友新聞社記事の国際交流(飯坂温泉みこし)を取り上げて記事にしたと紹介されています。

本年で100周年、歴史を申し上げますと、RCは1905年にシカゴで生まれ、アメリカから世界に広がったものですが、1912年RIが国際組織となり、アジアには1918年マニラにRCが発足、日本へは1920年(大正9年)東京に広がりました。戦争で活動が一部とぎれたりもしましたが、会員はRIのクラブ単位で活動しています。世界のクラブは3万余りの組織があり、各クラブをまとめる地区というのが529あり、福島は2530地区として活動しています。地区にはそれを統括するガバナーというのがおりまして、ガバナーは国際ロータリークラブ役員であります。私はガバナー補佐と申しましたが、ガバナーが任命しております地区の役員であります。地区が大きくなりましたので、ガバナー1人では、統括できないということで、アシスタントガバナーの制度を設けて、権限を委譲してクラブとして国際ロータリーの関係をうまく機能的にさせようというのがガバナー補佐が置かれた理由です。世界166カ国のRC32000クラブ、会員は130万弱です。日本では2328クラブで会員は約10万人です。2530地区の活動は、昨今RIの会長がだされましたテーマに基づき、独自の8項目を掲げておりますが、本日は省略いたします。地区として一番問題になっているのは、会員の減少がさけられない状況だということです。100周年に150万人のロータリアンを目標にかかげておりましたが、現在120万程度で目標達成できない状況です。会員を維持するために新しいクラブをロータリー未開発の中東、近東、旧ソ連邦の諸国にも広げる努力をしておりまして、全体の数を維持する努力をしております。また、女性にもRCメンバーとして開放し、女性会員も増えておりまして、県内の女性会員は100名、当福島ロータリークラブは1名所属しております。2/23(水)記念日に「ハッピーバースデー」とういう雑誌も全世界に統一した公式雑誌を発行します。6月にRI会長のグレンE. エステス.シニアさんがロータリー発祥の地シカゴのワールドインターコンベンションで開くわけですが、100周年に向けてすべての事業の成果を打ち上げようというのが目標です
【河田】
パストガバナーはガバナー経験者という意味です。
阿久津パストガバナーは「あぶくま清流協議会」会長でもあります。
つづきまして、阿久津パストガバナーより「ロータリー活動100年の歴史と意義について」と「あぶくま清流協議会の活動について」お話をいただきたいと思います。
【阿久津】
「ロータリー活動100年の歴史と意義について」「あぶくま清流協議会の活動について」
私からは「ロータリー活動100年の歴史と意義について」お話いたします。RCは1905(明治38年)シカゴで生まれました。組織が100年続くというのは、大変めずらしいことですが、最近少しかげりが見えていていますが、組織そのものが優勢を続けてきたことはすばらしいことです。しかし、RCについてはまだまだ知られていないことがたくさんあります。私が思うに、RCには哲学があるので、100周年を支えてこれたと思っております。その話は後ほどお話いたしますが・・・。世界の中で日本のRCは人数や貢献度でも、アメリカについで第2位、各RCでは様々な取り組みをを行っておりますが、残念なことに国際ロータリーの会長のもとに統括されている中で、アメリカの会長経験者は56人でていますが、日本からは2人という少ない状況であります。日本人が国際ロータリーの役員、理事を歴任するためには言葉が1つの壁となっています。またロータリアンの年齢的なところでは、福島RCでみれば会員の平均が50歳ですが、国際RCで活躍するためには、30歳で入会し、ガバナーを50歳で経験できればトップに就くことができると思っております。我々は国際ロータリーで活躍できる若いロータリアンを育てていく努力を進めていくことで、これからの世界における日本のロータリーの役割が大きくなってくるだろうと思います。

シカゴは、北アメリカの東部から西部に向う中継都市で、19世紀末に2日間燃え続けた大火が起きたことと、コロンブスがアメリカ大陸を発見して400周年を祝った博覧会が終焉した後は、ビジネスが去って、国が大変な不況の中で堕ちていってしまいました。
その中で、仕事上の付き合いでも家庭的な友愛に満ちたクラブができないかということで、弁護士のポールハリスという人が3人の仲間と話し合いました。それが、ロータリーの始まりと言われております。当初、ロータリーは今の形ではなくて、お互い助け合おうという「バックスクラッチクラブ(お互いの背中をかきあう)」会だと周りからは中傷をうけたりしました。会としては、自分達だけでなく人のため、他の人たちのために活動しようということになりました。最初の公的事業として、シカゴの街に公衆便所をつくろうとしました。当時、公衆トイレはデパートとパブしかなかったので、婦人はデパートに、男性はパブにいくのが普通で、デパートやパブからはお客が減るということで反対がおき、計画を実行するのに時間がかかり3ヵ年の歳月を経て市役所の脇に公衆便所を置いたというのが最初の取り組みです。その後いろいろ分裂の危機もあり、それを乗り越えて現在に至っています。
RCの特徴は、寄付・慈善・ボランティア団体ではなく、(一部ボランティアは行っていますが)職業分類の原則ということで、一人一人が必ずその職業を代表して選ばれて、ロータリアンに奉仕の心と、倫理を継承していくことを目的としています。
【河田】
限られた時間ですので、皆様には大変申し訳ございませんでした。これからは、ご出席いただきましたマスコミの皆様からご意見、ご質問等をお受けしたいと思います。
菅家福島民友編集局次長様、ご意見等ございましたら、お願い致します。
【菅家様】
私とRCとの関りを申し上げますと、相馬支局に5年おりました時に会員として活動させていただきました。この雰囲気も懐かしく思っております。当時は、会報も良く見ておりましたし、中には興味深い記事等もたくさんございました。特に健康の欄では先輩の皆様のご提言などは大変参考になりまして、その中で紹介されておりました「朝起きたらすぐに冷たい水を1杯飲む」はその当時から今も続けております。
本日はロータリーの歴史等いろいろと勉強をさせていただきました。当時も大先輩の桜井弘佑さん(パストガバナー)という大ベテランがいらっしゃいましたので勉強した覚えがありますが、我々マスコミの務めとして、今お聞きしました、「倫理・心の開発」ということに関して積極的に報道させていただきます。
当時、どなたが発案されたのかわかりませんが、どのマスコミがRCの記事を扱っているかというコンテストを行ったことがありました。その時、私も努力をしてRCの記事をたくさん書いておりましたが、民報の小名浜支局に負けてしまったということで、小名浜は行政が少ないからと自分を慰めた思い出があります。当時は一所懸命会員として活動させていただきました。
【河田】
つづきまして、半野様よりご意見をお願い致します。
【半野様】
勿来支局勤務の際にRCに加入しておりました。当時RCについてはかじった程度ですが、勿来で石碑をつくったことを思い出しております。100周年ということで、水泳大会は面白いアイディアだと思いますし、マスコミ受けする情報です。マスコミとして取り上げることも多くなると思います。民報記事においても「清流」の取り組みを行っておりますので、何かの形で一緒にリンクできないか考えていきたいと思います。
今回のお話をお伺いいたしまして、「助け合いの100周年・あぶくま清流記念事業」については、よく理解できました。私個人の考えですが、その他に子供の健全な育成の視点でもRCの中で取り組んでいただきたいと思っております。それにはRCだけでなく・警察など関係機関との連携も必要だと思いますが・・・。戦後60年が経ち、戦後生まれた人も還暦を迎えております。日本は走り続けすぎたのではないかと思います。日本は立ち止まって心を見直す必要があるのではないかと思います。福島のもっている潜在力・今あるものを見直す等「助けあい・結いの精神・子供のこころを育てる取り組み」を是非していただきたいと思っております。
【河田】
「あぶくま清流協議会」を立ち上げたときに前NHK放送局井原様には大変ご尽力いただきましたが、
【田口】
半野部長のご意見に私も賛同しております。日本は効率性を優先させてものすごく突っ走ってきた感じがします。アメリカを追い越せ、今度は中国だといっているそのような経済的な問題ではなくて、これからは自分を見直してみようというのは大賛成です。自分の会社はこれからアナログからデジタルに変わり開発などを進めていくのですが、デジタル時代はむだなことを省く、アナログの電波は非常にまどろっこしい電波で、デジタルは良いエキスだけをとってしまう電波なのです。昔のアナログ放送がよかったという人も多いのですが、半野部長のおっしゃるとおり一度立ち止まってみることも貴重なご意見だな思っております。環境は私の前任者が旗をあげましたが、環境問題についてもいろいろとご評価をいただき、環境というのはイコール(=)食でもあるし、住でもあるし、環境というのはそれだけで終わらないので、環境を見直す良いきっかけになったのではないかなと思います。
【阿久津】
ロータリーの活動は見えにくいと言われます。たとえば道端にある吸殻を拾って道路を清掃するという活動はそれはすばらしいことだと思いますが、RCではそこが本質ではありません。本質は吸殻を捨てない人をつくるという人づくりの方が大切であると考えています。飢えているところにパンをあげる。これはロータリーとしても行っておりますが、そこが究極ではなくてどうしたら飢えないようにすればよいのか、そこに立ち入らないと解決できないようなところですが、見えにくいところでもあります。
青少年の問題がでましたが、ロータリーでも新世代部門(0歳〜30歳まで)の人を対象に次の世代を担っていく人を立派に育てたいということで最近はそちらの方にも力を入れております。インターアクト/ローターアクト/ライラ等将来指導者となるよ
人を教育していく、また高校生を対象として、青少年交換ということで留学をさせております。日本に来ている東南アジア、主に中国ですが援助を出す等、年間20億円の資金を使っております。また、年間1000名の東南アジアの小学生を援助しています。このようにRCでも青少年育成に力を注いでおります。
【半野様】
マスコミにも情報いただければ取材に参りますので、
【河田】
色々な行事をしておりますが、事務局にはスタッフもおりますし、ロータリーの予定表などで問い合わせをいただければ対応させていただきますので、よろしくお願い致します。気がついたらこちらからも取材のお願いを致します。福島市内に7つのRCがありますのでなかなか取材は難しいと思いますが、各支局(相馬・勿来)は局員がロータリアンですので、自分がメンバーですので、記事にしやすいところはありますが、福島については、報道部長からお声がけをお願い致します。私たちもPRさせていただきます。
【渡辺会長】
これからの福島RCの予定でございますが、今年の6月までの任期の間も、100年に係るお話をしていきたい。近々、「朝河 貫一伝」のお話もございます。また、野口英世史、更には100年の歴史を紹介できるスピーカーをお迎えする予定ですので、よろしくお願い致します。
【田口】
お忙しいところ、貴重なご意見を賜りまして、ありがとうございました。今後ともロータリーの活動にご理解をいただきまして、取材の場としてもご活用いただければ幸いです。