余白 RCロゴ
▲マーク 活動計画一覧
 
福島ロータリークラブ≪例会≫
例会日:平成17年3月3日(木) 12:30〜 
例会場:ホテル辰巳屋 8F 
会長あいさつ 04-05年度 福島RC会長 渡邊 又夫会長
渡辺会長
 今日は桃の節句。弥生の三月、そして20日が春分です。
  日本の四季は実に素晴らしいと実感するのですが、この時期、不思議なことに山々が一時期、赤くなります。枝の新芽が一斉に赤く膨らんで山全体が赤く染まるので「春もみじ」と言います。その枝々にうっすらと新雪が降り積もると山全体が薄いピンク色に染まります。まるで桜の満開かと見間違えるばかりの美しさです。今の時期、蔵王や信州の山で見る事ができます。里では紅梅と白梅が揃って咲き始めました。いよいよ春がやって参ります。皆様には福島ならではの美しい春を存分に味わってください。
 今年はロータリー100周年。100年の間に戦争、貧困、混乱の苦しい時代がありました。栄華、幸福、平和を満喫した僅かな時代もありました。だが、自然はまるで何事もなかったように毎年、夢のような春景色を私達に与えてくれています。
  百年前のいまごろ、朝河貫一博士もきっと福島の美しい春に思いを馳せたのではないでしょうか。今日はその朝河博士のお話を伺う事ができます。
  赤や黄色の色に染められ、のどかな陽炎の揺らぎに今年こそゆったりと身をゆだねてみたいものだと願っていますが、叶うものでしょうか。
 皆様にも来る春をご堪能されますよう願っております。
『退会あいさつ』   
森川
 森川英治会員には3月7日付にて、日本銀行本店検査室にご栄転となりました。
 森川会員は平成13年12月に入会され、3年余り福島RCで活躍され、私どもに多くの有益な情報を提供して下さいました。今後は、東京交換会などを通じ、新たな交流を持ちたいとのご挨拶を頂きました。    
『ポーツマス条約 100年目の真実』 福島テレビ 専務取締役 糠沢 修一 様
糠沢様
 ポーツマス条約100年目の真実 福島テレビ 専務取締役 糠澤修一 様 錦秋に包まれた福島県立図書館を訪ねたのは11月中旬、ここは日本の戦争の世紀を分析出来る貴重な資料の宝庫である。その代表的なのがかつてイエール大学大学院歴史学教授を勤めた朝河貫一博士の「朝河コレクション」そして「佐藤文庫」である。2004年は政治、経済、教育全ての点で日本の分水嶺となった『日露戦争』開戦から100年、2005年は『ポーツマス講和条約』締結から100年を迎える。福島県立図書館の二大コレクション−玉手箱の中には果してどんな真実が隠されていたのであろうか。
  大陸の権益をめぐって対立していた日本とロシアは、1904年2月10日戦争に突入、翌1905年9月5日のポーツマス条約調印まで1年7ヵ月にわたって中国大陸での激しい戦闘が続く。当時の日本の人口は、4600万人、兵役は陸軍915万人、海軍3万人。この戦争で6万人が戦死、13万人が重軽傷を負い今日の生命保険制度導入のきっかけとなる。国内は徴兵に次ぐ徴兵で農家の労力に重大な支障が出るほどだったと言われる。1905年5月27日、対馬海峡を北上する38隻のロシア・バルチック艦隊に12隻の日本艦船が襲いかかり一昼夜で20隻を撃沈、日本中が刺分に酔いしれた「日本海海戦」である。しかし、実際にはこの段階で資源不足物不足が限界となり日本に戦う余力は殆んど残されていなかった。この時点が潮時とみた政府は、セオドア・ルーズベルト米大統額に斡旋を依頼、1905年8月10日から米国ポーツマス港で講話会議が始まる。日本側からは小村寿太郎外相と高平小五郎駐米公使、ロシア側はウイッチ前蔵相とローゼン駐米大使が出席、賠償の支払いと樺太(現サハリン)の割譲をめぐって交渉は難航をきわめる。
  真実その1−日本の講和条約案は、朝河貫一(福島県二本松市出身)をはじめイエール大学のストークス事務局長らアジア研究グループによって練り上げられたもので、小村高平の発言内容のとりまとめには伊藤博文(当時枢密院議長)の要請で日本の情宜活動の為渡米していた外務省員の阪井徳太郎が大きな役割を果たした。その根幹にあったのは、当時の日本に対する国際世論−平和を求める為には譲歩が必要で領地や賠償にこだわってはならないというものであった。結局、樺太(今のサハリン)の北緯50度以南を日本の領土として賠償金なしで9月5日ポーツマス条約が成立する。耐乏生活を強いられていた国民は一斉に反発、日比谷焼き討ち事件へと発展する。
  真実その2−自由民権の父と言われた河野広中(福島県三春町出身)は、宮中に出向いて明治天皇に建白書を提出、全国各地で決起集会が開かれる。
 その日から36年、1941年12月8日、ハワイ真珠湾攻撃で日本は太平洋戦争へと突入する。故郷を同じくする朝河富一と河野広中−日露戦争から100年をへて浮び上った史実である。錦秋の図書館の向う安達太良連峰は美しい夕映えの中にあった。

(放送界2005新年号 随筆より)

『あぶくま清流協議会理事会を開催』   
 3月5日、郡山チサンホテルにおいて理事会幹事クラブ・事務局で7名の計20名。
■提案1 「阿武隈川源流域 植樹・交流委員会」を4月24日、白河の西郷村にある国立少年自然の家で開催する 事、主催はあぶくま清流協議会、主管は白河西RC。参加者は河口の宮城県荒浜小の生徒など小学生120名、ロータリー関連、環境団体などで計450名参加、予算は県補助金、協議会、白河西RCで200万円。行事は午前10時から式典、碑石除幕、植樹・下草刈体験、昼食後講演会「源流に住む魚たち」阿武隈川塾塾長堀江清志氏、3時閉会。
■提案2 「ロータリー百周年・あぶくま清流協議会の記念碑建立」。高さ約3m、予算は協議会と地区補助金で100万円。24日前に完成。式典で除幕。
■提案3 「大学対抗阿武隈横断水泳大会」は今年8月、旧日銀支店長役宅「御倉亭」前の船着場付近。日程は福島 RCなど実行委員会に一任。
■報告。預金残が約130万円。宮城県の5クラブから会費納入があった。
 以上、平成17年度事業計画として承認され、その後食事会を開催した。福島RCから阿久津会長、白岩副会長、渡邊会長、 大沼次期会長、樽井氏。
 尚、11日、白河西RCと詳細打合せに渡邊会長が出向いた。

あぶくま清流会協議会の1コマ(阿久津 肇 会長)
編集委員会より   
 会員諸氏のご協力により、会場の編集も従来より大分スムーズに進めることができるようになりました。改めて、 厚く御礼申し上げます。
 さて、今回は編集後記にも記載致しましたが、糠沢修一氏の「ポーツマス条約」に関わる秘話として放送界に掲載 されました文書を氏のご要望もあり転載し抄録と致しましたが、Faxなどによる転送文書になりますと非常に文字が 読みにくくなります。せめて本文のコピー程度に留め、コピー文書そのものを編集担当にお渡し頂ければテキスト 文書に変換が可能となります。


■今週の寸景■
寸景
加藤桂一郎会員:「1970年グリンデルワルト郊外にて、Finescherfoms(4084)遠望」
〜今週号は私が編集長〜 (3/3例会)  加藤桂一郎 会員
加藤会員
 本日の糠沢修一様によるスピーチは「ポーツマス条約」をめぐる朝河貴一を中心とした秘話?であります。RCが産声 をあげた100年前当時の世界の歴史を知る意味で、格好な内容かと推察されます。熟読願えれば幸いです。
 今週の寸景は前回に続いてGrindel-wald周辺の景色です。

活動計画一覧へ戻る
各ページに掲載の「写真・記事」のコピーや転載を堅く禁じます。
Copyright(C)Fukushima Rotary Club 2004. All rights reserved