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| 例会日:平成15年9月11日(木) 12:30〜 |
| 例会場:ホテル辰巳屋8F |
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今年度のクラブ運営方針の一つに“親睦と交流を主体とした例会運営”があります。
その主旨に沿って毎回いろいろと考えながらプログラムを進めていますが、まず食事の時間をより長く確保したいと思っております。この時間は食事をするだけではなく、同じテーブルの中で歓談したり、場合によっては委員会の打ち合わせをしたりなど会員が自由に動ける時間であり、お互いを知る機会でもあります。この時間を充実することで、会員同士の交流がより深まるのではないでしょうか。また、食事の時間が短くなりゲストスピーカーがデザートを召し上がるのもそこそこに演壇に立つようになっては失礼になります。ゲストも会員の皆さんもゆっくりと食事が出来るようにしたいと思います。年度の初めはいろいろと行事があり、なかなか思うように行きませんでしたが、先月末の例会あたりから例会スケジュールにゆとりが出て来ました。これからもこの時間を有効に活用していただければ幸いです。 | ||||||||
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大和川酒造は、私で9代目ですが200年以上酒造りを続けています。良い酒を造るには、良い米が必要です。そして、良い米を追及していくと、やはり安心な米に行きつく。これまでも地元の有機栽培農家との絆を深め、「いのち」などの純米酒を造ってきました。
福島県の喜多方周辺はお百姓さんたちがしっかりしている。有機、低農薬米の生産地として全国的に有名な熱塩加納村の、小林芳正さんとの交流を通じて、私も多くを学びました。酒屋は酒造りだけ考えて、その前のことは知らなくて結構というのが一般的です。でも、その想いや努力を知ると、非常に感動する。その想いを酒造りに繋ごうという気になる。 ところで今、世界は人口爆発とエコシステム破壊が同時に進み地球環境が急速に悪化する危機的な状況に入っている。アメリカ、ロシアをはじめとする国家の戦略は食料やエネルギーに集約されてその戦術が組み立てられている。先進国によるグローバリゼーションは地域文化、経済と、人間の生存そのものを脅かしている。 日本経済は資産デフレ、不良債権による経営不調、金融の原則により大競争時代に突入、一方では規制緩和、地方主権、新産業の創出による経済社会の構造改革は遅々として進まない。
地域にしか日本を変え、日本経済の再生のシナリオを描ける場所はない。第二次戦後、日本は奇跡的な復興をしたと言われた。しかしその時地方から人、もの、金、すべてを中央がさらっていった。お返しに頂いたのは交付金と補助金と規格化された知恵のないシステム。 幸いにも価値観の多様化でUJターンや田舎暮らしと言ったライフスタイルが定着し、地域経済に活力を与え、福祉や、エネルギーも含め農林業を軸にした地域で循環する独自のビジネスと地域経済の自立軸が見えてきた。このことにより自然生態系の破壊に歯止めをかけ、生物資源(動植物)の保護とその有効利用、新有機農業の有機的な方法による食糧生産を進め、持続可能な経済システムへ変換しリサイクル経済を確立して水力や風力、太陽エネルギーなどの開発を促し、これらを基礎として地域コミュニティーの活性を実現する事である。 これが実現すると環境を破壊し続ける都市ではなく、地方においてこそ循環し生産する新農業を中心にした地域構築が可能であり重要なこととなる。また、地元農業者や圏域の農業後継者、地域の市民や農民の学習の場をつくり、食糧自給と循環、農産物加工による付加価値の創造、その事により様々の交流と文化が生み出される。農林漁業、商業、観光、醸造業の融合を図り、自然を保全し復元し循環の在り方を追及し未来の地域を理想とする。 昨今、取りあえず取りあえずと生きてきた日本の社会が今、「和」への回帰と日本の本来の伝統や文化と生活の知恵に頼らなければならない時代となった。しかし、本質や原点を見つめてきたはずの私達もいつの間にか地域で考え地域を起こすということをしなくなってしまった。 人に言う前に、他に理由を探す前に身を正し、未来への歩みを踏むために、地域からこそその種を蒔き育てていかなければならない。 | ||||||||
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