10年前、クラブ幹事就任のとき芭蕉の“奥の細道”の一節を引用して挨拶をしたことを思い出しておりました。芭蕉はこの章のはじめに“心もとなき日数重なるままに、白河の関にかかりて旅心定まりぬ。”(なんとなく不安な気持ちでの旅の日数を重ねて来たけれども白河の関に差しかかって、やっと旅の中にひたりきる落ち着いた気分になった)と言っておりますが、私も今まさにその心境でおります。4月頃までは地区の行事の方に気を取られていて、あまり次年度のことは考える余裕はなかったのですが、地区協議会の後あたりから徐々に不安と緊張とで日々ストレスが高まっておりました。
今日、第一回の例会を開会してからなんとなく気持がふっ切れたようになり、微力ながら一年間頑張ってみようという気になっております。
【例会を親睦と憩いの場に】
ジョナサンB・マジィアベ03〜04年度RI会長はRI年度テーマとして“Lend a Hand”−手を貸そう−を提唱されました。私は他の人を援助しようとする時、自分達にも“ゆとり”(物心ともに)のあることが必要と考えます。また、マジィアベ会長は“ロータリー家族”という概念のもと奉仕活動を遂行する機会としてロータリーに関係する人達との親睦をより深めるよう奨励されています。そして、ロータリーの綱領の第一には“奉仕の機会として知り合いを広めること”とあります。1905年ロータリーは会員の親睦から始まりました。親睦はロータリーの原点です。これからもロータリーが効果的なプログラムを遂行するためにも、あらゆる面でクラブを充実したものとしなければなりません。
今年度はクラブ運営のコンセプトを「憩い」とし、親睦と交流を主体としてクラブの活動を進めてゆきたいと思っております。
いずれにせよ、会員皆様のご支援無くして成功はあり得ません。今後とも、尚一層のご指導ご協力をお願い申し上げます。
マジィアベRI会長の年度テーマと土屋繁一ガバナーの提唱された地区目標に沿って03〜04年度のクラブ運営の基本方針を次に掲げます。