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福島ロータリークラブ ≪例会≫
例会日:平成15年12月4日(木) 12:30〜 
例会場:ホテル辰巳屋8F 
会長あいさつ 03-04年度 福島RC副会長 大沼 健次
 本日草野会長が慶事のため欠席。私が代行を務めさせて頂きます。
 企業の法令順守です。昨今環境問題がクローズアップされておりますが、さまざまな法令による規制がされております。我が自動車業界については特に多種の規制が有り、違反した場合、営業停止を含めたかなりの罰則があります。
 社内教育を含めての注意、実戦での確認をしているつもりですけれど、経営トップの姿勢が現場に浸透することは大変なことと思われます。自分に置き換えて十二分に注意すること、又現場が判断ミスを起こさないためにも、社員教育には力を入れたいと思います。
『英国の城と歴史』  佐野 清一 会員
 我国の城は、高い石垣の上に木造で壮大優美な天守を載せています。英国の城は、全身石造り、垂直にそびえ頑丈・無骨です。初めて英国で城を見た時、その違いに驚き、迫力に圧倒されました。以来、機会を見ては、英国の城巡りをし、イングランド・ウェールズの主な城は大体見て来ました。

 ことわざに「英国人の家は城」と言うのがあります。一つの意味としては、英国人は自分の家庭やプライバシーを非常に大切にし、まるで城に住んでいるように堅く守るという事ですし、又、英国の家は城のように丈夫に造られ長く大切に保たれているという意味もあります。
又ジョークの中に世界最高の取り合せは「米国の給料を貰い、日本人を奥さんにし、中国の料理を食べ、英国の家に住む」と言うのがあります。これが一つずれると「米国人を奥さんにし、日本の家に住み、中国の給料を貰い、英国の料理を食べる」と最悪になるとされています。

 さて、英国の城の歴史は、1066年のノルマン人による英国征服が大きな転換期でした。ノルマン人は、もともとバイキングの一派でフランス北部に侵入し住み着いた人々ですが、時の首領ウイリアム公は、750隻の船に1万2千人の兵士を乗せて英国海岸に上陸させ、迎え撃った英国王ハロルドを倒し、ロンドンに侵攻しました。やがて英国の大半を制圧したノルマン人は、人口では約100倍の英国人(アングロサクソン人)を支配するため、各地に急造の城を数多く造りました。空堀を掘り、その土を中央に盛上げ人工の丘を作り、その周囲に木柵を巡らせた簡単で防御に優れたモットー・アンド・ベイリー式(写真1)の城です。この時、ウイリアム公は、軍勢を一日に移動できる距離(30km強)毎にこのような城を築き、その合計は84にも達しました。これらの城は、やがてより頑丈な石造りに建替られ、拡張発展しましたが、モットー・アンド・ベイリーの形式は、英国で最も有名なウインザー城(写真2)にその名残りがハッキリ見られます。ウイリアム公が英国を制圧した際、それまでの英国人の支配階級は殆ど駆逐されノルマン人(=フランス人)に取って代わられました。貴族・大司教・主な商人などは全てフランス人となり、公式の場ではフランス語が使われました。一方、大多数の庶民は英語を話していたので、言語は二重構造となっていました。今でも英語の中に支配階級が持ち込んだフランス語がかなり混じって使われています。

 有名な「弓の名人ロビンフッド」の伝説は、この時代背景の中で、ノルマン人の悪徳代官に苦しめられ抵抗した英国人(アングロサクソン人)の英雄の物語です。
英国で最も古い貴族の家系は、このノルマン時代に遡ると言われています。
 貴族は、戦功で地位を得た者の子孫が主ですから、戦いに際し真っ先に戦うのは当然ですが、英国の貴族はノブレスオブリージュ(尊き者の崇高な使命)として、国や国民を守る伝統精神が強く、常に最前線で戦うので戦死率が非常に高く、第一次世界大戦では一般兵士の2倍以上の戦死率だったと言われます。

 ところで、石造りの城は、巨大な城になると城壁の厚みは4−5mにも達し、頑丈で容易には破壊する事は出来ません。従って、その城跡は各地にかなり残されており、今でも利用されている城が数多くあります。城攻めには、我国では、例のない様々な攻城機械や土木技術が使われ、荒っぽい攻撃(?)という印象を受けます。重い丸太の先端を鉄板で覆い、城壁や城門にぶつけ破壊したり、大きなバネ仕掛けで大石や火の玉を城内に投げ込んだりしました。更には、トンネルを掘って城内に地下から侵入したり、城壁の真下まで掘り進み、基礎を崩して城壁を破壊する土木技術も採用されました。同じ民族同士ですと、ある程度の戦闘マナー(?)もあるのでしょうが、異民族同士が生き残りをかけた場合は、とかく秩序なき破壊や殺戮も多かったように思います。民族の生命や財産、自由を賭けて、文字通り必死に戦わなければならなかった当時の人々が「城を築いた時の思いや願いとは一体何だったのか?」を考えると万感胸に迫るものがあります。城の廃墟を訪れる度、「平和や豊かさを享受できる今の時代が果たしてこのままいつまで続けられるのだろうか?」と問い質さずにはいられません。

年次総会   
 当クラブ細則第4条第1節により年次総会を開催致します。去る11月6日指名委員会において指名された次年度の役員・理事候補者の選挙を行います。すでにお手元に配布しております資料をご覧下さい。拍手にて採決をお願い致します。
全員の拍手により、決定致しました。

・次年度会長あいさつ 渡邊 又夫会員
 (次年度理事会開催のご案内 副幹事・副SAAの選任の件)


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