9月はRIで定めた「新世代のための月間」。ロータリーにはたくさんの専門用語がある。新会員の多くがとまどい、世間からも違和感を指摘されることが時々ある。
しかし、この「新世代」という「ロータリー造語」は、たちまち、親近感を呼んで一般にも受け入れられた。粋なうえ、奥深さを感じさせ、時代にマッチした「新語」だったからだろう。
命名者は1996〜1997年度RI会長ルイス・ビセンテ・ジアイ氏、従来、「青少年」(Youth)と表現していた言葉を「新世代」(Now Generations)と呼び替え、時代をになう若者はもちろん幼児たちにも希望を託すべく、0歳から30歳未満を対象にした新しいプログラムを提示したのである。
折しも、20世紀末。21世紀の鼓動が広がる中、この「新世代」は新しい響きを世界に広げた。わが国でも各RCが新たに地域ごとの「新世代会談」(Conference for Now Generations)を開催するなど着実な実績をあげている。
ジアイ会長の提唱から6年余。世紀がかわるとともに世界と人類は大きな危機に直面した。象徴的な事態が昨年の「9・11」だ。そんな中でビチャイ・ラタクルRI会長が「ロータリーの友・9月号」にメッセージを寄せている。会長は『9月11日を単なる思い出す日ではなく、(平和を)“約束する日”にしよう』と提言、新世代に期待の言葉を綴っている。『…次の世代が今日の紛争を解決するカギを握っています。…草の根レベルで最も大きな影響を及ぼすのは人と人の交流です。…友人に満ちた世界は愛と理解で満ちた世界です…』。
新世代のためのプログラムは、何も9月に限るわけではない。メッセージを味わいながら年間を通じ真摯に取り組みたいものである。