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福島ロータリークラブ≪例会≫
例会日:平成15年6月5日(木) 12:30〜 
例会場:ホテル辰巳屋8F 
≪今週のことば≫『RI大会の感動、豪州の印象』  河田 亨 会長
 オーストラリア・ブリスベーンの第94回RI年次大会に出席、メルボルン・シドニーなども視察してきた。5月26日成田発、6月2日帰国の8日間。感動と貴重な体験旅行だった。

 最高に興奮したのは1日の本会議・開会式の国旗入場。RI加盟の166ヵ国の国旗をインターアクトクラブの女高生が奉持、アナウンスの紹介に合わせて、会場の両翼から壇上へ。正面の大スクリーンにもクッキリと映る。そのたびに拍手と歓声が巻き起こった。アルファベット順。「ジャパン―日の丸」。私も手が痛くなるほど拍手したが、津波のような「USA―星条旗」の入場には残念ながら歯が立たない。

 なにせ、SARSショック。日本からの参会者は僅か6百人(JTB推定)。登録2千人に対し、3分の2以上がキャンセルしたのである。総参加者数も2万5千人の登録が1万6千人に減った。しかし、日本人の激減がなんとも口惜しい。同行の渡会章福島西クラブ会長と顔を見合わせて、嘆息をついた。「イラク戦争、新型肺炎、それに不景気続きだからナ…」。

 国旗入場のしめくくりは今年度RI承認国の東ティモールとアフガニスタン。とくに、3月25日認承されたばかりのアフガニスタンの国旗がスクリーンに映るとどよめきが会場を圧した。同時多発テロの首謀者・ビンラディンの潜入で戦争に発展したアフガンの国情を多くの参会者が知っているからだろう。まさにRCの存在は平和と民主主義の証明だ。ちなみにアフガンに誕生(実際は24年ぶりの復活)したのはカブールRC。チャーターメンバーは41人という。次はイラクの番だ。フセイン独裁政権が崩壊、戦後復興が始まったこの国にRCが生まれるのはいつの日だろうか。

 もうひとつSARS関連で、あえて紹介しておきたい事実は、オーストラリアでは「マスク族」にただの一度も会わなかったことだ。大会会場はもちろん空港でも街頭でも。

 ガイドが説明した。「危ないという香港・台湾との航空便はすでに完全運休。政府・各機関の防疫水ぎわ作戦は完ぺきです。それなのに、なぜキャンセルが続出し、日本からくる人はマスク着用が多いのでしょうか?」。

 空港の入国管理官はマスク姿の旅行者に警戒の目。しつこく質問、入国を拒否したい眼差し。「ご病気ですか。困りましたね。なに“予防”…わが国は安全です…」。  

スピーチ 『ライラ研修会報告』 野村證券(株)福島支店 七島 則子さん ・ 持地 愁子さん
 第24回のライラ研修会の報告をさせていただきます。各方面で活躍されている個性豊かな先生方の人間味溢れる講演は私たちにとって大変興味深い内容でした。

 エネルギッシュな中村先生からは元気な「心」を頂き、感性豊かな高塩先生からは「当たり前とは大当たりする前に必要な事をキチンとやり、天命を待つ」という意味であることを教えていただきました。また酒造りを極めるとともに数々の「賞」を受賞された杜氏の鈴木先生からは「相手の好みをよく聞き、充分知る事によって初めて相手を喜ばせることが出来る」との教えを頂きました。このお話は今の私の業務である資産管理業にも通じる話であり、大変参考になりました。また、厳しくも心優しい上田先生からは社会生活の基本とも言える「食の重要性と食事のマナー」を学び、とても参考になりました。さらにアマゾンで生活した経験をお持ちの山口先生からは『ラブアンドピース』というテーマでお話いただき「自分が変われば世界を大きく変える事が出来る」そして「外国語が話せる人が国際人ということではなく、異文化を受け入れながらグローバルな観点で物事をとらえる事の出来る人こそ真の国際人である」と教えられ、大変感銘を受けました。

 今回の研修では新しい自分を発見しただけでなく、普段の生活とは異なるリズムで過ごしたことで心も身もリフレッシュ出来たように思います。素晴らしい出会いがあった上に、多くの勉強の機会を与えていただきました福島RCの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

新会員スピーチ 『試練は人間を進化させる』  天川 泰一 会員
  1. 人類の起源に関して、最近の通説があります。
  2. 数百万年前、人類の祖先は、森の中の樹上にぶら下がって、安全に生活をエンジョイしていた。その名残として、緑色が落ち着くし、樹上生活を脅かす、蛇を好まない。
  3. ある日、地殻変動によって、火山が森を分断し、一方側は、相変わらず森のままなのが、反対側は、雨が減少する事によって、森が後退し、草原化が進みました。
  4. 森がなくなった側のわが祖先は、待ち構えていたライオンやヒョウに食べ殺され始め、牙で4つの穴が空いている頭骨の化石が多く発掘されているのです。
     その中で或るわが祖先が頭をかまれている最中に、無我夢中に横にあった石を持ってヒョウの頭をなぐったら、ヒョウが驚いて逃げ去った。
  5. 生き残ったわが祖先は、「そうか!石でなぐればヒョウが逃げる」という経験から知恵が出てきて、棒に石をくくりつけて武器とし、その武器によって自分の命を守り通した結果、「ヒト」として進化し始めたのです。
  6. 結果論的に言うと、火山の突然の隆起によって森が後退し、草原に足が地に着いた結果、ライオンやヒョウに噛み殺された事によって、石でなぐり返すという知恵=それがヒトに進化してきたのです。
  7. 国全体に目を向けても、1980年代の絶好調のバブル経済も1990年にピークを打ち、
     その後は
       株式市場 ⇒ 株価平均は右肩下がりで約4分の1へ
       国  家 ⇒ 巨額な公的債務で約1,000兆円へ
       金融機関 ⇒ 処理し切れない程の不良債権
    と、約12年間も苦しんでいるのに、未だ解決のメドが立っていない。
  8. 物事は考えようであり、森の中で安楽に暮らして来た我々の祖先の一派は、今日も相変わらず「猿」のままであるが、森が後退し猛獣に襲われるという試練を、石でなぐり返すという知恵で生き抜いて来た我々の祖先の一派は「猿」から「ヒト」へと進化し続けて来たようです。
  9. その後、幾多の試練を経てドンドン知恵を積み重ねていく事によって、地球上で一番知恵のある動物に成長し、今日地球の支配動物として、高度文明を築いてきたのです。驚くべき事は、「ヒト」と「猿」の遺伝子の違いは、わずか1.2%くらいだそうです。
  10. 我々は「明るければ強し」の精神で、戦国時代の武将 山中鹿之介の「我に七難を与え給え」という気構えを持って、この試練を乗り越えていく運命にあるのです。

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