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福島ロータリークラブ≪職場訪問例会≫
例会日:平成15年4月24日(木) 12:30〜 
例会場:日本銀行福島支店 
≪今週のことば≫『日銀支店長、50年前の「忠告」』  河田 亨 会長
 日銀福島支店・職場訪問例会。実に23年ぶりの実現である。
 歴代支店長は昭和26年1月の味田順三郎チャーター・メンバー以来、わがRC会員を続けられている。「東京交歓会」にも多くの元支店長がカオを見せ、福島と中央のカケ橋役を果たしている。深い絆である。

 私もカケ出し記者の昭和29年以来、歴代支店長にご指導いただいた。なかでも忘れられないのが鎌田正美支店長。在任期間は27年4月から30年11月まで、3年半に及んだ。この1月30日、天寿を全うして死去。93歳。謹んでご冥福を祈る。

 戦後の福島支店長で日銀理事になられた方はたった3人。鎌田氏と多島達夫氏(40.5―41.9)、太田赴氏(48.10―50.4)だけだ。ほかに舟山正克氏(57.5―59.6)が監事になられたが、この記録でも分かるように、鎌田氏の足跡はひときわ光る。

 「銀行・証券回り」を上司から命じられた新米記者の私は市政・県政クラブに籍を置きながら、週に何回も日銀に足を運んだ。ネタだけが目的ではない。鎌田支店長に経済の仕組みを教えていただき、人生を学んだのである。支店の皆様も懇切に接してくださった。時には夜更けまで隈畔の支店長宅で。当時の支店は、私にとって有り難い「開かれた日銀」だったのである。

 鎌田氏は本店人事部次長に栄転が決まった。私は感謝の気持ちで取材(単独対談)を申し出た。快諾くださった。一夜、支店長宅でお会いできた。書きまくった。膨大な記事量だった。編集幹部も驚き、福島民報は1面トップで報じた。『鎌田支店長・福島県への忠告・他力本願改めよ』(30年11月12日付朝刊)。特ダネ。大反響だった。
 あの記事を書いて、間もなく50年になる。職訪例会に際し、当時の鎌田氏のカオを思い出した。活字が脳裏によみがえる。福島民報メディア室からコピーを取り寄せた。まさしく、今に生きる大胆かつ勇気に満ちた的確な忠告だった。その一部を再録。噛みしめることも職訪例会のひとつの目的だろうと思っている。

 『…本県経済人の大きな欠点はなんといっても“他力本願”だ。自力で困難を打開して行こうという気概が足りない。…なにかあるとすぐ泣き言をいう。県など公の機関に頼ろうとする。そして補助金をもらったりすると、妙に得意がる。…日銀が福島に支店を開いたのは明治32年、それは当時、福島の経済、金融が動いていたからだ。ところがその後、はかばかしくない一つの原因は福島県の経済人が、経済より政治に優位性を持たせたからだ。経済の発展をすぐ政治に結びつけて解決しようとする。…政治と経済は密接不可分だが、経済が政治に左右されず、一本立ちすることが先決だ。そうでないと強力な経済力など生まれないだろう…。』

職業奉仕委員長挨拶  佐藤 英典 会員
 職業奉仕委員会では年2回職場訪問例会を計画していますが、今回の例会場を決めるに当たり河田会長に相談したところ「日本銀行が良いのでは」とのアドバイスを受け、森川支店長に連絡し快くお引き受けいただきました。

 昨年10月に第1回の職場訪問例会を福島競馬場で行いましたが、住吉場長によると競馬場に入る「馬券」のお金は東邦銀行を通して日本銀行に入金されるとのこと。あたかも我々はお金の流れを追って職訪例会を行っているような気がします。

 さて、日本銀行での職訪例会の歴史をひもといてみますと、前回は23年前の1980年6月5日に遡ります。当時の会長は金子與志雄会長・早川庸郎幹事・大浦祐二日銀福島支店長だそうです。その時の金子会長の挨拶の中に「金庫の中までは見学出来ないでしょうが、せめて金庫の前を見学させていただければ」とのユニークなお話もあったようです。ちなみに当時の昼食も今回同様、林谷会員の「万松」のお弁当でした。

 本日の職場訪問例会、どうぞごゆっくりご見学され、お楽しみいただきたいと思っております。

≪職訪例会スピーチ≫『東北トップ、明治32年に開店』 日本銀行福島支店長 森川 英治
 本日は多数の方においでいただき、ありがとうございます。
 日本銀行福島支店は明治32年に全国で7番目、東北では最初の支店として開設されました。現在、支店には総務・業務・発券の3課があり、50数人の職員が働いています。当店を通じて出入りするお金の金額は、出入り両方で年間1兆3,000億円程度です。

 この建物は3代目に当たり、初代は蔵造り、2代目は辰野金吾が設計した煉瓦造りでした。2代目の建物は非常に雰囲気がありましたから、もし残っていれば観光の目玉になったと思います。現在の建物は昭和55年に完成しましたが、日本銀行の建物は警備の関係から窓が少なく、その点、一般の会社の建物とは少し違った印象を受けられると思います。特に本店は塀も高いですから、口の悪い人は「お金の刑務所のようだ」などとおっしゃいます。

 今日は銀行券の受け払いや鑑査といった発券部署を中心に見学していただこうと考えております。ごゆっくりご覧ください。

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 会員の皆様からは「お札」の汚れに関する質問をはじめ、お札1枚当たりの総コストや2,000円札の普及に関するアドバイス等も寄せられていました。
≪ビチャイ・ラタクルRI会長の仙台訪問を歓迎≫ インターシティ・ミーティング  
 ビチャイ・ラタクルRI会長の仙台訪問を歓迎するインターシティ・ミーティングが4月23日(水)午後2時から仙台市駅前・仙台ホテルで催され、福島RCから阿久津肇ガバナー、河田亨会長、草野武夫会長エレクト(地区幹事)、斎藤高志、斎藤亮両地区副幹事の5人が出席した。

 ラタクル会長はタイ国で長く国会議員を務め、副首相、外相を歴任した政治家でもあるが「もう政治は一切引退したが、ロータリーは、あと2ヵ月と7日のRI会長が終わっても1ロータリアンとして“慈愛の種”を播きつづける」と笑顔をふりまきながらスピーチ、「ロータリーの基本は各クラブ、草の根運動が大切」と強調した。

 懇親会でも各テーブルを回って、300人の出席者と談笑、握手をかわし、“庶民会長”の一端をのぞかせていた。


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