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福島ロータリークラブ≪例会≫
例会日:平成15年1月16日(木) 12:30〜 
例会場:ホテル辰巳屋8F 
≪今週のことば≫『衝撃の「未(ひつじ)年」さて今年は』  河田 亨 会長
 賀正。新春初の例会で感想を述べるならば、「めでたさも、中くらいなり未(ひつじ)年」…。
 福島RCは大正生まれの偉大な先輩2人を新年早々、相次いで失ったのである。故渡辺正之氏(1月3日)、故鈴木 守氏(1月7日)、ともにパスト会長。こんなショックは初めてのこと、紋切り型の「新年おめでとう」は何とも空々しい。お二人のご冥福を祈り、その足跡をしのびつつ、ことしを「世直し元年」とすることを誓い合いたいと思っている。

 それにしても「未年」はなぜか、日本いや世界で衝撃的な事件・事態を引き起こしている。昭和以降、6回の「未年」がすべてそうだ。転機に揺らいだ。

 昭和6年(1931)、私の誕生年だが、日本政界は1年中、政変に明け暮れ、首相交代3回(浜口、若槻、犬養)。12月に就任した犬養毅首相は翌年の5・15事件で暗殺される。満州事変ぼっ発。東北・北海道は大凶作に見舞われ、娘の身売りが社会問題になる。

 次の昭和18年(1943)は第二次大戦の戦局が急変。ガダルカナル島の撤退を境として、ソロモン海戦の敗北、山本五十六連合艦隊指令長官の戦死とつづき、10月には学徒出陣にまで追いやられる。欧州ではイタリアが無条件降伏、ドイツ軍もソ連から退却、日独伊同盟は崩壊へ。

 戦後の昭和30年(1955)は統一地方選、総選挙の年。保守合同で自由民主党が結成され、左右社会党も統一。いわゆる55年体制がスタートした。日ソ交渉が鳩山首相の手で開始されたのもこの年だった。

 昭和42年(1967)も総選挙の年。公明党が衆院に初進出、自民党の得票率が初めて50%を切り48.8%に。ベトナム戦争が泥沼化。反戦デモがアメリカの30都市で起き、日本にも飛び火。第3次中東戦争。超ミニスカートが流行。ヒッピー、フーテン、原宿族。

 昭和54年(1979)も総選挙。自民、安定多数確保に失敗し、「40日抗争」。米中国交回復。英国に初の女性首相サッチャー女史登場。第2次石油危機。

 平成3年(1991)、総選挙はなかったが、11月に海部内閣総辞職で宮沢内閣発足。台風19号が上陸し死者69人。雲仙・普賢岳で大火砕流。バブル崩壊で景気がかげり、地価下落。湾岸戦争。バルト3国の独立を機に、12月にはソ連邦が69年の歴史に幕――。

 そして今年の未年。イラク、北朝鮮、デフレ不況。統一地方選挙につづき解散・総選挙の胎動も…。内憂外患に果たして「世直し策」はあるのだろうか?

≪スピーチ≫ 『何故再びポリオ撲滅募金が必要なのか』 第2530地区PEFC委員会委員長 阿部 力哉 会長
 20世紀は科学の世紀と呼ばれ、医療の面でも医学や技術の著しい進歩があって、平均寿命の延長に貢献してきました。

 医学史上で科学の発達による最も大きな恩恵の得られているのは感染症(とくに伝染病)の領域です。それは衛生学の進歩、免疫による予防(ワクチン投与)と抗生剤(ペニシリン以降の抗生物質)の発達によると言えます。日本では歴史上に伝染病の大流行は見られませんが、ヨーロッパではペストやコレラなどの大流行で数百万の人が死亡しています。

 ポリオ(急性灰白髄炎)はポリオウィルスの経口感染によるもので、脳、神経系が障害されて死亡する人もいますが、小児麻痺といわれる下肢麻痺が残ります。ポリオはワクチンの摂取で完全に予防できます。しかもワクチンは口から簡単に投与できます。全世界の幼児達にワクチン投与ができればポリオ撲滅が可能です。

 世界にはびこっているエイズや結核などは現段階では完全な予防は不可能です。

 ロータリーのポリオプラス運動に支えられて、既に2001年までに全世界で99.8%のポリオ撲滅に成功しており、あと僅かで100%の根絶(eradication)が可能です。

 0.2%残したために再びポリオが拡大することがあっては今までの努力が報われません。現に2002年11月19日の朝日新聞紙上で「ポリオの猛威インドに再び」の記事で患者、死者の増加が報じられています。火事の消火で残り火を残してはいけないのと同じことと言えます。ポリオ撲滅を達成させることは医学史上のみならず人類史上にも大きな足跡を残せる画期的なことと思います。

 一つの疾患を根絶することは極めて困難ですが、ポリオはそれが可能であり、ロータリーの果たす役割は真に大きく、奉仕の精神の最たるものと考えます。この大事業にロータリーの会員一人一人が参画することは大きな誇りであると考えます。
 会員各位の実際の貢献を心からお願い申し上げます。


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