
02年最後の例会は「年忘れ家族例会」。12月26日午後6時開会。会員だけでなく、夫人・家族とともに今年を振り返り、交歓・談笑のうちに、1年間の苦労を忘れようというわけである。
だが、「忘年」の本当の意味はなんだろう。多くの人が安易に口にし、なんとなく、歳末に何回も酒を飲んで、気炎をあげている。私も、そうだった。ところが何冊かの辞典をひも解いて、深厚な意義を秘めた言葉であることを改めて知った。
確かに「忘年」のひとつの意は「苦労を忘れること」だが、もともとは年長者が発した言葉で「年の老いたのを忘れること」「老年を気にしないこと」を指した<「広辞苑」岩波書店>。また「年齢の差を気に止めないこと」との解釈<同書>もあり、別の辞典は懇切にも「忘年とは年齢の違いにもかかわらず、お互いの才能を認め合い、気持ちを通い合わせる…」との注釈つきもあった。<「新明解国語辞典」三省堂>。そしてどの辞典も、そうした年の差にかかわりなく親しく交われる「仲」を「忘年の友」「忘年の交わり」と付記している。なんとも嬉しい言葉ではないか。今夜の家族例会にぴったりではないか、と思ったのである。
そんなことを確認しつつ、わが福島RCの年齢構成を調べてみた。会員名簿で97人全員を点検、本日現在で集計した。30歳代は今年入会の田島宗隆会員の39歳ただ1人、40代は10人、50代は31人、60代は32人、70代が20人、80代は最年長の88歳の大原徳明会員ら3人ということになる。
70歳以上が23人で、全体の23.7%、“高齢化社会”には違いないが、平均年齢は56.2歳。構成は結構バランスがとれている。数年前は確か平均年齢が60歳を越えていたように記憶する。そうだとすれば、随分若返ったものである。これも会員増強の効果だろう。
いずれにしても、今宵は単なる“年忘れ”ではない。辞書にも出ていたように年齢を越えて、家族ともども、和気あいあい、「忘年の友」と交わりを深め、来年もいい年であることを祈り合う宴でありたいと思っている。