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福島ロータリークラブ≪例会≫
例会日:平成14年12月12日(木) 12:30〜 
例会場:ホテル辰巳屋8F 
≪今週のことば≫『「タマちゃん」が流行語大賞』  河田 亨 会長
 今年の「日本新語・流行語大賞」(自由国民社主催)が3日発表され、『タマちゃん』と『W杯(中津江村)』が大賞に選ばれた。

 タマちゃんはこれまで日本で生存したことがないアゴヒゲアザラシの子供だ。8月7日、突然、東京都の多摩川に姿を見せた。川崎市の会社員(36)が第1発見者としてビデオに収め、フジテレビ系の女性リポーター(29)が「タマちゃん」と名付けて放映。マスコミ各社はこの珍事を競うように報じて、一躍、茶の間の人気者になった。

 川畔には、連日のように見物客が殺到、「見えた」「姿をかくした」「どこへ消えた」など“騒動”は全国に波及した。「暗い世相の裏返し。世の中はほのぼのとしたニュースを求めている」とは選考委員・俵万智さんの評(読売新聞)である。

 その『タマちゃん』受賞の報道で、私の脳裏をよぎったのが、当クラブの会員・井原達夫NHK福島放送局長のカオと熱弁だった。10月19日、RI2530地区大会のパネルディスカッションは「ふる里の水をきれいにするために」。シンポジストの井原さんは力説した。「タマちゃんが泳ぎ着いた多摩川は決してきれいな川じゃない。全国一級河川166本の138番目という汚染度だ。その多摩川よりも阿武隈川はもっときたない。151番目。下から15番目ですよ。タマちゃんが来てから、多摩川周辺では生活排水の流入を阻止する運動がはじまった。阿武隈でも頑張りましょう…」。

 タマちゃんは、その後、神奈川県の鶴見川を経て、今は帷子(かたびら)川に。受賞の日、18日ぶりに英姿を現し、護岸でゴロゴロ。“喜びのポーズ”をカメラマンに演じてみせた。

 タマちゃんはオス。生後1年前後と推測される。人間で言うと4、5才の子供だ。従って生殖期を迎える3、4年くらい後までは東京湾や周辺の川に住むのではないか。生殖期になると、メスを求めて外洋に出るかも知れん―専門家の説だが、それまで、わが阿武隈川はどれくらいきれいになるものか。タマちゃんとの競争?が始まったのである。

≪ゲストスピーチ≫ 『愛とその表現』―大人が変われば子どもも変わる―
ゲストスピーカー 長 谷 川  壽 子 さま
福島県青少年育成県民会議青少年育成指導員、国立磐梯青年の家運営委員、福島地方労働審議会委員
元福島市三河台小学校校長

≪ 大人になる旅の中で ≫

 私たちは大人になる旅の中で、どれ程あこがれの人に出会ってきたでしょうか。私も職場にはいつも憧れを抱く人がいました。“あの人のようにいい授業をしたい”“あの先輩のような学校経営をしてみたい”と前ばかり見てきました。しかしこの辺でちょっと後ろを振り返り、自分は人生の先輩として後輩にとってあこがれの存在となっているだろうか。どれ程のあこがれを育てられたろうかと考えてみることも大切ではないかと思うようになりました。子どもは、本気で叱ってくれる、関わってくれる人が3人いれば、人間らしく成長するといわれています。子どもたち、青少年のあこがれ的存在になりたいものです。

“怒られる うれしさのあり 久しぶり” (草野心平)

≪ 伝わる愛・伝わらない愛 ≫

 世の親たち、学校の先生方、そして地域のおじさんおばさんたちは皆、“自分たちは一生懸命子育てをし、子どもを可愛がっている”と自負しています。しかしそれは、本当に子どもの心に伝わっているのでしょうか。大人は将来のためにとか心配だからという大義名分のもとに、余りにも無神経に子どもを叱ったり殴ったりはしていないか。それは子ども心には決して愛情だとは写っていない。共通理解の難しさである。「熊さんの馬」という落語のように、熊さんの11頭におじさんが1頭提供してくれたお蔭で、長男1/2、次男1/4、三男は1/6と遺言どおりすっきりと割り切れ、更に余った1頭は又おじさんの元へ戻ったという話だが、大人のこういう知恵が、子育てに大きな示唆を与えるように思います。

≪ 未熟に感謝して ≫

 医師は患者の痛みを借りて医学の道を極め、それを業(なりわい)として家族を養うこともできる。教師も子どもが未熟故にその存在が必要なわけで、子どもの未完成を借りて教員から教師へと成長できるのである。医者が患者より優位に立つものでもなく、教師が子どもより偉いのでもなく、常に心から感謝の念をもって接していく相手であることを自覚したいものです。

≪ 瞬間判断力を磨く ≫

 人生は言葉磨きの連続です。相手から今一番ほしい慰めや励ましの言葉が言えたら、どんなに世の中は明るくなることか。人間理解の基本である好奇心と温かさを忘れず、その目標や希望をその人の持つ実力の±20%を許容範囲とし、それ以上それ以下に適切に対応する。その事が人の心を動かすのではないか。俳優の森繁久弥さんが盲学校へ講演に。最後に子どもたちへ“七つの子”を歌い聞かせた。歌が進み、“山の古巣へ行てみてごらん…。”で絶句。丸い「目」をした子など1人もいない。瞬時の判断で、“可愛い「顔」したいい子だよ”と歌ったというのです。真に眼聴耳視ですね。
≪第13回新世代会議≫ 『3者構成「男女共同参画社会」を語る』 福島学院で 12月7日
 第13回福島RC新世代会議は12月7日(土)午後1時半から福島学院短大・カーサ・フローラで開かれた。

 当クラブ、福島学院短大RAC、福島東稜高IACの三者構成による催しで、96年12月7日、同会場で初の会合以来、ちょうど満6年目に当たる。「継続は力なり」を地で行った活動は、地味ながらも、すっかり定着した。当時の会長は白岩康夫氏、コーディネーターを務めた社会奉仕委員長は河田亨現会長。

 加川めぐみRAC会長(保育科2年)の点鐘で開会、RAC・IACの歌の合唱で幕をあけ、河田会長が挨拶、両クラブの顧問・長沢邦子助教授と紺野啓之教諭が訓話を述べ、議事に入った。

 活動計画、実行報告では三者代表が自由に発言、今後も実りのあるボランティア活動のために交流し合うことを確認した。

 このあとメーンテーマの「男女共同参画社会を考える」の協議に移り、両クラブ代表各3人が感想や体験を発表、RCの出席者も高齢、少子社会や世界の実情についてアドバイス、渡辺健寿当クラブ社会奉仕委員長の「男女平等は法的にも現実でも、すでに当然のこととなったが、“共同参画”は両性の立場を尊重し合うことが基本で、新世代のみなさんの意識改革が極めて重要」との総括でしめくくった。

 ティータイムの交歓をふくめて2時間余の会議は参会者に色々な問題点を考えさせたようだった。出席はRAC19人、IAC12人、当クラブは河田亨、渡辺健寿、斎藤高志、纐纈晃、菅野英孝の5会員だった。


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