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3.ジェンダーにひそむ問題
ジェンダーに基づく性役割は、ときとして、個人の自由な自己実現の機会を奪います。これは、女性も男性も同じです。ジェンダーから自由になれたら、人はもっと伸びやかに生きられるでしょう。
ここで、ジェンダーを少し学習しましょう。ジェンダー(社会的・文化的性差)は、三つの問題を内在させています。一つは「フェミニズム問題」です。社会に目を向けてください。男性の役割とされてきたものは、一般的に社会的地位や高収入に結びつきやすいものが多いのではないでしょうか。これが、男女の権力関係に影を落とします。ドメスティックバイオレンスやセクシャルハラスメントの温床になることは容易に想像できますね。
次に考えたいのが、ジェンダー問題です。人間のほとんどの能力は性別に起因するのではなく、個人差の問題であるから、性別による役割分担は個人の能力の発揮を阻害することがあります。
最後にあげておきたいのは、コンテクスト問題です。人はいつ、どんなときに、男性であるとか、女性であるとかを意識するのかという問題です。「男とはそういうもの」と男性の性衝動を容認するようなジェンダーが「キャンパスセクハラ」や「少女売春」を生み出しているのではないでしょうか。「人間であること」それだけで十分な場において「性」を意識することが、男女共同参画の壁になっています。
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