私は喜多方ロータリーに所属しておりまして地域医療を一生懸命やっております。
さて、伝統ある福島ロータリークラブにお邪魔して今、非常に緊張しております。2530地区のロータリー活動の源流が福島ロータリークラブにあると確信しております。先輩の皆さま方がこの伝統をお作りになったことに深く敬意を表するとともに感謝する次第であります。
さて、今年のRIのテーマは「人類が私達の仕事」でございます。なかなか難解な訳でありますが、これは「私達が人間として社会に奉仕する、人間の幸せを考えることが私達の仕事ですよ」という意味が込められています。
今、京都大学で研究されているチンパンジーのあいちゃんの知能は4歳ぐらいです。しかし、人類とチンパンジーの違いは、チンパンジーには他者に対する思いやりができないそうです。我々人類は他者に対する思いやりができるのです。そこに「人類が私達の仕事」と結んでいただきたいと思います。そして、ロータリーの原点をもう一回見つめてみたいと思います。1905年の2月23日にポールハリスがロータリーの初めての例会を開催しました。この時参加した4人の中で2人は辞めてしまいます。残られたお二人は生涯、友達として隣に住んだということです。これは何を意味するか。いわゆるチャーターメンバーを大切にするという意味が込められているのではないでしょうか。
今、私は会員増強の話を申し上げております。我々は誰かに誘われてロータリアンでいるわけです。あの4人は自らロータリーを作りました。その他の方は、皆さん誰かに誘われて入ったわけです。そして今約120万人になりました。今度はどうぞ誰かに声を掛けてください。そうすれば増強は片肘を張らなくても可能なのではないでしょうか。増強ができなければ、体から血液が出るように貧血を起こします。貧血を起こし、足の先がチアノーゼになったり、脳の活性化ができなくなったり脳虚血発作が起きたり、いろいろな問題があると思います。どうぞ、会員を増やすためにどなたかに声を掛けてください。声を掛けていただければ、ロータリーの哲学に賛同される方がいるのではないでしょうか。
ポリオが世界から2005年にはなくなります。これはロータリアンの力が大きく発揮された場面だと思います。政府・国連でもここまでできなかったものが、ロータリアンの1985年からの運動で撲滅されることになったのです。こんな素晴らしいことはありません。それが財団への寄付につながってくるのであります。会員が増えれば寄付も増え、さらに大きく貢献できるのであります。
次に、新会員に我々の仕事を教えているか、ロータリーを知る、ロータリーを楽しむということについて教えているか、口伝が足りないのではないかと思います。その口伝をするのは先輩の役目であります。文字からの情報は、意外とインパクトが少ない場合があります。人間と人間の心の鼓動が聞こえるような近いところで口伝をすることが大事だと思います。「ロータリーの友」等の文字を通した情報を、新会員・若い世代に口伝により教えていただきたいと思います。また、ロータリーを子供の目線でもっとわかりやすく広めていくという努力も必要だと思います。
ロータリーに変えてはならないもの、それはロータリーの綱領・四つのテストだと思います。それがわれわれの原点だと思います。それでは変えていいもの、それは1905年にポールハリスが言っております。「ロータリーは時代とともに変化して良い」と。時代と共に私たちも変わりましょう。変えてください。人生に身の丈に合った人生があるようにクラブにも身の丈に合ったクラブがあってもいいのではないでしょうか。各クラブが個性を持って、クラブ活動をして行きたいと思います。
福沢諭吉が「奉仕活動が一番大切、人間は奉仕活動をしなければならない」と言っております。ヘンリーフォードも「仕事が成功したのは、奉仕活動があったからこそ」と言っております。今、 か、私の課題でもあります。ロータリーの旅心がわかるように努力したいと思います。
どうぞご協力ください。
最後に皆さまとともに今日ここで新しいロータリーの遺伝子を組み込んでいきたいと思います。そして私の歯車と皆さまの歯車が噛み合い、この1年間のロータリーの歯車を回して行きたいと思います。その歯車を回すのは皆さまの思いやりです。どうぞ1年間「思いやり」をいただければ幸いでございます。
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