≪例会≫
例会日:平成13年8月30日(木) 12:30〜 
例会場:ホテル辰巳屋8F 
会長あいさつ  三宅 喬 会長 
 本日は佐原ガバナーの公式訪問例会です。先程、10時から私と幹事、そして会長エレクトの河田さんを交えて打ち合わせを行い、10時30分からクラブ協議会が行われ、年次計画書を基に各委員長さんから説明をさせていただき、それに対しガバナーから適切な助言、ご指導をいただきました。心よりお礼と感謝を申し上げる次第であります。

 ガバナー紹介は後程、ガバナー補佐の三浦さまよりございますので省略いたしますが、若干申し上げますと、ガバナーは喜多方のご出身で私と同年の1938年のお生まれであり、中学・高校の同窓で私の女房のと同級生でもあります。このようなことで佐原ガバナーの誕生は大変嬉しくもあり、心強い限りでもあります。どうかこの一年のガバナー職を、無事全うされんことを願うものであります。

 佐原ガバナーには、早朝からの会議で、お疲れであろうかと思いますが、今年度のRIのテーマ「人類が私達の仕事」、そして地区の七つのテーマについてのスピーチをいただくことになっておりますので、ご清聴くださいますようお願い申し上げます。

佐原 元 ガバナー公式訪問    
◇ガバナー紹介 県北第一区ガバナー補佐 三浦 康克 さま 
 今週の27日から県北第一区のガバナー公式訪問を頂戴しております。今年度新しい世紀としてガバナー補佐制度が発足し、担当させていただいておりますが、その大きな題目にクラブの活性化と改革を推し進めるということがあり、それには各クラブの内情を知らなくてはならないという意味でお供させていただいております。

 佐原先生のご紹介を致します。1938年生まれ、63歳、最初にお会いしたとき、随分若いガバナーだな、という印象を持ちました。

 1981年ロータリークラブ入会、お父さまもガバナーをやられ親子2代のガバナー。今の日本で親子2代でガバナーをやられているのは3人と、極めて珍しいそうです。さらに日本あるいは福島県のボート協会の役員もされておられ、福島国体およびその後の県のスポーツ振興においてご活躍されています。医学・ロータリー・スポーツなど、あらゆる面で活躍されている大変すばらしい先生であります。

◇歓迎のごあいさつ  田中 善六 PG 
 私が25年前分区代理のとき、ガバナーが佐原先生のお父さまでありました。親子2代にわたるガバナーがここに誕生したということは全国を見てもそう数多いわけではありません。私はこのような素晴らしいガバナーの誕生を心からお祝い申し上げ、この地区のご指導をいただけることを無上の喜びと思っております。

 先程、クラブ協議会に出席いたしました。
年次計画書をお出しになって、「これはバイブルですよ。もし迷われたら原点に帰ってこの計画書をご覧になって道をはずさないように努力してください」という言葉で結ばれました。この素晴らしい結びの言葉に感動を覚えた者の一人であります。

 今日は、先生の今日までの尊い体験あるいは、ロータリーの新しい知識を得られて、私どもにご指導いただけることを心から感謝し、先生のお話を聞かせていただきたいと思います。

佐原 元 ガバナー スピーチ    
 私は喜多方ロータリーに所属しておりまして地域医療を一生懸命やっております。
 さて、伝統ある福島ロータリークラブにお邪魔して今、非常に緊張しております。2530地区のロータリー活動の源流が福島ロータリークラブにあると確信しております。先輩の皆さま方がこの伝統をお作りになったことに深く敬意を表するとともに感謝する次第であります。

 さて、今年のRIのテーマは「人類が私達の仕事」でございます。なかなか難解な訳でありますが、これは「私達が人間として社会に奉仕する、人間の幸せを考えることが私達の仕事ですよ」という意味が込められています。

 今、京都大学で研究されているチンパンジーのあいちゃんの知能は4歳ぐらいです。しかし、人類とチンパンジーの違いは、チンパンジーには他者に対する思いやりができないそうです。我々人類は他者に対する思いやりができるのです。そこに「人類が私達の仕事」と結んでいただきたいと思います。そして、ロータリーの原点をもう一回見つめてみたいと思います。1905年の2月23日にポールハリスがロータリーの初めての例会を開催しました。この時参加した4人の中で2人は辞めてしまいます。残られたお二人は生涯、友達として隣に住んだということです。これは何を意味するか。いわゆるチャーターメンバーを大切にするという意味が込められているのではないでしょうか。

 今、私は会員増強の話を申し上げております。我々は誰かに誘われてロータリアンでいるわけです。あの4人は自らロータリーを作りました。その他の方は、皆さん誰かに誘われて入ったわけです。そして今約120万人になりました。今度はどうぞ誰かに声を掛けてください。そうすれば増強は片肘を張らなくても可能なのではないでしょうか。増強ができなければ、体から血液が出るように貧血を起こします。貧血を起こし、足の先がチアノーゼになったり、脳の活性化ができなくなったり脳虚血発作が起きたり、いろいろな問題があると思います。どうぞ、会員を増やすためにどなたかに声を掛けてください。声を掛けていただければ、ロータリーの哲学に賛同される方がいるのではないでしょうか。

 ポリオが世界から2005年にはなくなります。これはロータリアンの力が大きく発揮された場面だと思います。政府・国連でもここまでできなかったものが、ロータリアンの1985年からの運動で撲滅されることになったのです。こんな素晴らしいことはありません。それが財団への寄付につながってくるのであります。会員が増えれば寄付も増え、さらに大きく貢献できるのであります。

 次に、新会員に我々の仕事を教えているか、ロータリーを知る、ロータリーを楽しむということについて教えているか、口伝が足りないのではないかと思います。その口伝をするのは先輩の役目であります。文字からの情報は、意外とインパクトが少ない場合があります。人間と人間の心の鼓動が聞こえるような近いところで口伝をすることが大事だと思います。「ロータリーの友」等の文字を通した情報を、新会員・若い世代に口伝により教えていただきたいと思います。また、ロータリーを子供の目線でもっとわかりやすく広めていくという努力も必要だと思います。

 ロータリーに変えてはならないもの、それはロータリーの綱領・四つのテストだと思います。それがわれわれの原点だと思います。それでは変えていいもの、それは1905年にポールハリスが言っております。「ロータリーは時代とともに変化して良い」と。時代と共に私たちも変わりましょう。変えてください。人生に身の丈に合った人生があるようにクラブにも身の丈に合ったクラブがあってもいいのではないでしょうか。各クラブが個性を持って、クラブ活動をして行きたいと思います。

 福沢諭吉が「奉仕活動が一番大切、人間は奉仕活動をしなければならない」と言っております。ヘンリーフォードも「仕事が成功したのは、奉仕活動があったからこそ」と言っております。今、か、私の課題でもあります。ロータリーの旅心がわかるように努力したいと思います。
どうぞご協力ください。

 最後に皆さまとともに今日ここで新しいロータリーの遺伝子を組み込んでいきたいと思います。そして私の歯車と皆さまの歯車が噛み合い、この1年間のロータリーの歯車を回して行きたいと思います。その歯車を回すのは皆さまの思いやりです。どうぞ1年間「思いやり」をいただければ幸いでございます。


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