福島ロータリークラブ≪例会≫
例会日:平成14年1月31日(木) 12:30〜 
例会場:ホテル辰巳屋8F 
会長あいさつ  三宅 喬 会長 
 RIでは、ロータリーの創始者でありますポールハリスが亡くなられた1月27日(1947年)から一週間を物故者の追悼記念週間としているようであります。従いまして本日は追悼例会とさせていただきます。幸いなことに当クラブにおきまして今年度亡くなられた方は、お一人もおりません。大変喜ばしい限りであります。当クラブで過去に亡くなられました方は49人おられます。その方々を偲んで黙祷を捧げ、謹んでご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 本日は先週に引き続き、今年度のテーマ「未来」の第6弾をNHKの井原局長さんにスピーチをしていただきます。政治、経済共に難問が山積しておるなかで、どんな未来を話されるのか大変楽しみにしております。

 1月度に行われました行事について申し上げますと16日に県北第一区新世代実行委員会。26日には地区活動推進会議。いずれも河田会長エレクトに出席していただきましたので報告をお願いいたします。このほか25日に市内8クラブの会長・幹事会が福島国際音楽祭支援のための会議も開催され、各クラブとも、10枚の学生券(3,000円)を購入することとなりました。

新世代実行委員会および地区活動推進会議報告  河田 亨 会長エレクト 
▼県北第1区新世代会議実行委員会

○1月16日(水)午後6時:福島市エルティ

 本年度の新世代会議は2月23日(土)午後1時半から福島西R.C.がホストになり実施することが決まった。

○テーマは「福島市国際音楽祭と新世代」

 基調講演は福島学院短大教授三浦尚之氏で、コーディネーターは福島商工会議所副会頭の小林忠道氏(福島北R.C.)。福島市内の各R.C.がバックアップしている第2回音楽祭を盛り上げ、若い世代の参加と新しいマチづくりへの指針を求めて、新世代代表数人が発言、意見を交換する。

○第1区各R.C.が協力するほか第2区も福島市内R.Cを中心に参加を呼びかけ「垣根をはずした新世代会議」を実現する。

○当クラブからは会長・幹事・社会奉仕委員・次期会長・次期幹事・新会員の積極参加を期待している。
 (実行委への当クラブ出席は河田亨会長エレクト、橘繁幹事、佐藤英典社会奉仕副委員長)


▼RI第2530地区活動推進会議

○1月26日(土)午後1時から郡山市ビューホテルアネックスで開催。

○委員長会議のあと午後2時から全体会議が開かれ、佐藤元ガバナーのあいさつのあと石嶋民義地区資金委員長が地区大会中間決算などを報告、各ガバナー補佐が登壇して各区の概要を説明、主要委員長が報告した。

○佐原ガバナーがとくに強調したのは「会員増強と拡大(クラブ新設)」「広報活動の推進」だった。

○昨年12月末現在の地区内ロータリー会員は2,892人で純増は73人。第1ゾーン13地区の第3位だった。

○初のマスコミ懇談会を1月17日(木)福島市で開催。民報・民友・NHKの編集局長、放送局長、担当記者らの率直な声を聞いた。こうした催しは阿久津エレクトにお願いして、継続事業にする。

○当クラブの協議会出席者は次の通り。
 東條潔地区拡大委員長、河田亨地区広報委員長、脇屋隆治地区資金副委員長、村井千昭ロータリーの友委員、橘繁幹事、草野武夫次期地区幹事。
 <詳細は「ガバナー月信」に記載される>


▼福島西R.C.創立記念例会

 1月28日(月)午後6時から福島市・ロイヤルホールで開催。スポンサークラブの当クラブから河田亨会長エレクトと安藤健次郎次期副幹事が招かれて出席した。

○同クラブの創立は1984年(昭和59年)1月30日。当時のガバナーは田中善六氏。
 当クラブからの移籍会員は梶浦睦雄、熊谷京一、菊池淳智の三氏。特別代表の梶浦氏が初代会長になった。ともに故人。

『慈愛の種を播きましょう』 ― 次年度RIテーマ決まる ―
 RIの2002−2003年度のテーマとロゴが決まり、1月31日開催の例会の席上、河田会長エレクトが発表した。
 テーマは「Sow the seeds of Love」(慈愛の種を播きましょう)。ロゴは別掲の通りで、RIはインターネットで全世界に公表した。
 参考までに以下にURLを掲載いたします。
【国際ロータリーホームページ/ダウンロードセンター】
 http://www.rotary.org/newsandinfo/downloadcenter/graphics/theme/02theme/

スピーチ[未来(6)] 『放送と未来』 NHK福島放送局長 井原 達夫 会員 
1.高度情報化の進展
    ○次世代携帯電話の出現
     次世代携帯電話は、手のひらサイズ、親指一つで簡単操作。インターネットの情報端末としての機能を一段と発揮。地上デジタル放送のテレビ受信機としての機能や家庭内電化製品の遠隔操作のリモコンとしても活用が可能。

    ○ブロードバンド時代の到来
     光ファイバーは、電波の数十倍もの情報量の伝達が可能。従って、クリアな映像・音声のテレビ放送も伝送でき、多量のソフトに随時アクセス可能。しかも双方向から伝達。


2.社会・経済の変化

    ○誰もが情報の受け手であり、発信者に
     これまでは、マスメディアだけが不特定多数の人々に情報発信。今後は、行政・企業・個人が世界に向けて情報発信。しかも、情報発信に放送設備も輪転機も不要で低コスト。

    ○時間や空間の壁のないバーチャルな世界
     出版社が図書をインターネットで有料配信し、読者は携帯電話の画面で受信。公園でも電車内でも随時読書可能。同様に、バーチャル映画館、図書館、放送局なども出現。21世紀は、情報が資源になり富につながる社会であろう。スーパーの新聞チラシが携帯電話の画面に変わったり、直接民主主義によるバーチャル国会も可能だが…。


3.新たな社会問題の発生

    ○信憑性のない情報や低俗な情報の氾濫
     “儲かりさえすれば”という商業主義で発信される根拠のない情報や卑猥な映像に対し、受信者側のメディアリテラシー(情報解析力)が低い場合、社会・教育問題が発生。一方で、儲からない情報は、必要でも発信されない恐れ。

    ○情報格差の発生
     情報があふれていても、受信端末を持てない人や扱えない人あるいは過疎地に住む人々に不利な社会。また、情報が価値を持つと貧富の差が保有情報の違いにつながる恐れ。
     ITインフラ整備や国民教育、情報弱者の保護ルールの制定が社会的に大きな課題に。


4.公共放送の役割

    ○社会のよりどころとなる情報の発信
     正確で公正なニュースや掘り下げた取材のドキュメンタリーで真実を分りやすく伝達。
     青少年の教育に配意した番組や人々に感動を与え、人間的・理性的な社会づくり貢献。視聴率が低くても(儲からなくとも)必要な情報を提供。

    ○誰もがあまねく廉価に情報を入手
     テレビ(衛星と地上)・ラジオ・FMで暮らしに欠かせぬ基本情報を全国あまねく提供。受信料で国民が公平に負担。高齢者や障害者のために「人に優しいテレビ」も開発。


5.放送のデジタル化

    ○IT(デジタル技術)を活かしたサービス
     デジタル化によって情報を圧縮し、大量の情報を伝送。ハイビジョン、データ放送、多チャンネル化、双方向。衛星デジタル放送は、開始1年間で約100万件普及。(ハイビジョンの購入かチューナーの設置で受信可能)さらに、人に優しい機能、ホームサーバー等の開発。

    ○地上放送デジタル化推進
     当初は、大都市2003年・その他2006年放送開始予定。約10年間はサイマル放送(アナログ放送と併行実施)。放送開始前にアナログのチャンネル変更等のインフラ整備が必要で、国の予算配布等の計画が未確定。
     放送局サイドも莫大な設備投資が必要。移動体への送信や難視地域縮減などのメリットもあるが、収益性は低い。


6.NHK福島局の取り組み

    ○多チャンネル時代だからこそ地域放送を重視
     現在でも地上(4ch)+BS(10ch)+CS(多数ch)しかも、大半のチャンネルが東京発・全国画一情報。
     一方で、福島には地域課題や守りたい固有の文化がある。13年度以降平日の夕方5時からの2時間、福島局制作の地域情報番組と県内ニュースを放送し地域放送を充実。

    ○「阿武隈川の水質浄化」などの環境問題への取り組み
     14年度から環境と共生するライフスタイルを促進するキャンペーンを長期間にわたって展開。絶大なるご協力を!


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