みなさん、こんにちは。
今日は私の研究テーマである中国の高齢者扶養についてお話をしたいと思います。
少子高齢化に伴うさまざまな問題は日本ではもうすでに始まっていて問題も深刻であります。では中国ではどんな現状であるかを実態調査に基づいて皆さんに紹介したいと思います。
私は9月に故郷に戻って、町を中心に高齢者扶養に関する社会調査を行いました。私の故郷は中国の東北に位置していて、中国でも朝鮮族が一番多く居住している地域であります。儒教思想が根強く、親に対する孝、そして『養児防老』の意識がとても強い地域であります。
今回調査の対象者は老人全托所(老人ホーム)、老人アパート、そして自宅で暮らしている高齢者であります。
10年ほど前までは老人達は老人全托所や老人アパートで暮らすことを家族の恥として思っていました。社会的にも誰かが親を老人ホームに入れたとすれば不孝の子として周囲の社会から非難を受けていました。
ところが、現状は10年前と大きく違っていました。社会の発展と言いますか、それとも文化の変化と言いますか結論を出 キことは早いですが、ただ、調査の結果だけでものをいえると思いました。
30軒程度の家宅訪問をしたところ、老人達の子供との同居に関する考え方が大きく3つに分けることができました。
1つは約7割を占める老人達が別居していたいということでした。理由としては別居するほうが子供にとっても自分達にとっても自由であって楽であると話してくれました。
2つ目は2割の老人達が同居していて、もし別居するならば子供を育てたかいがないのではないかと話してくれました。同じ家で暮らし、孫が育って行くのを見守るのが老後の楽しみだと主張していました。
3つ目は、これまで仕事や子育てに疲れてきたから同居も別居もせず、老人ホームで静かに暮らしたい人達がおりました。
以上3つから伝統的な高齢者扶養はほぼ破壊され、新しい扶養形態である老人ホーム、養老院などが続々と誕生し、多くの老人達に愛用されていることが分かりました。
日本にいる間、もっと日本のことを参考にしながら、この方面の研究を深めたいと思います。今日はどうもありがとうございました。
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