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早いものでもう11月も半ばを過ぎました。あと2週間で師走に入るという何かとご多用のところ、福島市長吉田修一さま並びにご来賓の皆さま、また国際ロータリー2530地区ガバナー佐原元先生、そして多くのロータリアンの皆さまのご臨席のもとに、本日ガバナー・エレクト事務所開設披露式を開催できますことは、私にとりましてこの上ない喜びでありますと共に、今更ながら責務の重さを痛感しているところでございます。
顧みますと、昨年1月ガバナー・ノミニーの指名を受けましてから、約1年10カ月の間、私の心にはさまざまな葛藤がありました。その最大のものは、一開業医としての仕事をどうするか、ロータリーの最も基本と言われる職業奉仕を十分に果たすことが出来るのかということでありました。
この私の悩みに一つの転機をもたらしたのは、リチャード・キングRI会長のテーマ「Mankind is Our Business」(人類が私たちの仕事)であります。キング会長は次のように言っております。
ジャマイカでは1人のロータリアンが、お腹をすかせた家のない赤ん坊のために診療所で働いています。この赤ん坊がロータリーの仕事です。
アメリカでは、ロータリアンが学校を退学した十代の若者に、読み書きを教えています。この若者がロータリーの仕事です。
エチオピアでは、ロータリーボランティアがお腹をすかせた飢えた子供たちに食べ物を与えています。この子供たちがロータリーの仕事です。
私はロータリーの奉仕活動は、限りなく広く、また数限りなく多いという認識をもって、これからの1年間は今までとは少しスタンスが違うかもしれませんが、新しい出発点にしたいと考えた次第であります。
佐原ガバナーは過日、奥の細道「白河の関」の話をされました。すなわち「心もとなき 日かず重なるままに 白河の関にかかりて 旅ごころ定まりぬ」というくだりであります。これが今、ガバナー・エレクト事務所開設にあたり、まさに私の心境であります。
事務所は、私の診療所の2階を少し手直ししたささやかな所ですが、スタッフが出入りするようになってから、次第に熱気が感じられるようになってまいりました。今後、2530地区のロータリアンへの情報発信と地区内2,900人のロータリアンの交流の拠点としての役割を果たしたいと念願しております。
また、ロータリーに関しては、幸いなことに田中PGが身近におられますので、アドバイスを頂戴できると思いますし、さらにホームクラブである福島ロータリークラブの皆さまの力強いご支援を大変心強く思っております。
本日ご臨席くださいましたロータリアンの皆さまにも、何とぞご指導、ご支援、そして事務所ご活用の程をお願い申し上げましてあいさつと致します。
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