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この任期満了のごあいさつができる日を楽しみに一年間やって参りました。この間の会員の皆さまのご協力、ご支援は身に染みるものがありました。また田中善六PGはじめ歴代会長さま、役員の方々のご助言、ご指導は大変心強いものがありました。そして何よりも渡邊幹事さん、副幹事さん、大関さんにはなんとお礼申し上げてよいか分かりません。先輩方が福島R.C.は地力がある素晴らしいクラブだと言われますが、本当に伝統に培われた底力というものをしみじみと感じた機会が少なくありませんでした。
よく「50周年で大変ですね」と言われましたが、考えてみれば20世紀から21世紀への橋渡しの時だけに、スピーチの材料には事欠かないなどと不遜なことを考えていました。しかし、いざスタートしてみますと結構手応えのある仕事でした。それに私はノー原稿で勝手にしゃべればいいと思っていましたが、話す場合は原稿を会報に出さねばなりませんし、出した以上は原稿とあまり違ったことを言う訳には参りませんし意外と気疲れしました。
それに私は平成3年10月の入会ですのでロータリー歴10年未満という若輩です。あまり勉強家でもありませんので、ロータリーの諸規則や歴史などほとんど知りません。諸先輩を見るとよくあんなに多くの事を知っておられるな、と感心することばかりでした。
ただ私はロータリーの綱領、四つのテストや歴史などを通じて知り得たロータリーの哲学には心から賛同するものがありました。職業を通じての奉仕活動、異業種交流、そして国際性。私達年代が経験してきた社会主義思想、それを通じての社会運動。しかし、あまりに政治的であり、過激なため、ついて行けなかった世界もありました。
ロータリーというものが何なのか、今でも十分に理解し切っておりません。しかし、今の社会で十分に職業人として生きながらロータリー活動により、心に満足感というか、やり甲斐を得られました。だから図々しくも皆さまの前で偉そうなことをお話ししたり会長として意見を述べたりしました。今考えるとお恥ずかしい次第です。冷汗三斗の思いです。それでも会長としての私を支えてくれたのは、フランク・J・デプリンRI会長のメッセージでした。「意識を喚起し―進んで行動を」という本文もですが、その前文で述べられていること。
「私達のクラブ、私達の地域社会そしてまた私達のこの世界では適切に対処されないまま、放置されている問題があまりに沢山ある。ロータリアンとしてこれを見過ごし、無視しておけるでしょうか。私達がこれに対し何かをする、ということを第一優先課題に取り上げるよう望みます」という呼びかけです。これからも私はこうした気持ちを持ち続けたいと思っています。
今年はいろいろありました。50周年も見事乗り切りました。これは実行委員会の阿久津肇委員長はじめ各部会の皆さまのお力のおかげです。定款変更という難問もクリアできました。
「皆のためになるかどうか」というロータリー精神の発露だと思っています。
八子リーダーによるGSEの訪米も成功でした。ご苦労さまでした。
しかし、会員増強、退会防止は難しいことです。当クラブも97人でスタート、100人でゴールでしたが、全く大変です。経済など社会全体の状況が反映されるだけに容易なことではありません。
阿久津ガバナーの発足も間近です。2005年はロータリー100年、三宅内閣の成功を心から祈ります。 |