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ロータリー財団のプログラムには、教育的プログラム、人道的プログラム、文化交流プログラムの三つがあります。
教育的には、国際親善奨学金や文化研修のための国際親善奨学金などまた人道的プログラムには保健、飢餓やポリオプラス、そして世界社会奉仕助成金等があります。国際交流プログラムとしては、研究グループ交換(GSE)プログラムがあります。以上のようなプログラムを成し遂げるための資金は、ロータリー財団への寄付金であり、世界中のロータリアンが財団支援を続けているのです。
ところで、三番目の国際交流プログラムの研究グループ交換プログラムは、国際理解の増進に多大の実績を挙げています。1965年(昭和40年)にこの事業は始まりました。チームは、地域社会の立派な実業人や専門職業人で、ロータリアン以外の年齢25歳〜40歳の者でなければなりません。そして、好感のもてる人柄で自己の考えをはっきり表現でき、自己の職業に明るく協力的で他国の文化を尊重し、世界理解の増進に献身的な人物であることが望ましいです。
私がガバナーであった1983年、我が地区は山形、福島の両県で253地区を形成していました。当時、研究グループ交換チームのメンバーになることは、財団奨学生になるのと同じように難しいものがありました。地区がこの研究グループ交換計画に参加するためには、まず地区内全クラブの2/3の同意を得る必要があります。我が地区では、地区年次大会で決議しておりました。昔は、2年間に受け入れ地区、派遣地区のどちらかを先にやるかを決めるということでしたが、最近はガバナーの任期中の年度中に受け入れ派遣が実行されるようになりました。
私がガバナーのとき、この計画を実現するため地区に検討委員会を設け、3年後に実施することになりました。私と山形の斎藤ガバナーの年度に研修し、松永ガバナー年度のとき、6年ぶりに第4回目のGSEが実施されました。この年度に、日本では5地区、相手国、米国3、米国1、ニュージーランド1、世界全体で300地区が参加し、相手地区の各クラブを訪問し、それぞれの会員宅に宿泊、国際交流と親善を果たしながら6週間から8週間にわたり、社会、経済、文化を研究し見聞を広めました。まことに壮大な国際活動であり、R.Iならではの事業でありました。
研究グループ交換の研究という言葉が使われているのは、参加者が訪問国でその国の人々の生活について、できるかぎり研究するよう求められているからです。学ぶと同時に、自分の母国のことを訪問国の人々に教えることになります。帰国後は、自分の体験したことをロータリアンや友人に伝えていただきたいことは申すまでもありません。ロータリー財団のGSEのしきたりに従い、派遣団員の団長にはロータリアンが就任することになっており、このたびの派遣団長には学識人格共に抜群のわがクラブのパスト会長、八子英器先生が団長に就任されました。先生は、地区内から選抜された団員4人を引率され、アメリカ ミネソタ州とウィスコンシン州にまたがる、R.I第5960地区に4月1日〜4月30日までの1ヶ月間に及ぶ研究交換のため出発されるにあたり、本日壮行会が開催されましたことを私は心から喜ぶものであります。
八子先生ほんとうにご苦労さまです。
この誇りあるGSE団長としての大任を無事につとめられ、沢山の思い出を珠玉のものとされて、元気なお姿でお帰りくださることを心から祈って、私の先生をお送りする言葉といたします。
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